入社を決めた理由を教えてください。
私は製造業での製品開発の経験が長いですが、年を重ねるにつれてオペレーション・物流・商流・製品サポートなどにも関わってきました。また、製品開発を通じて事業オペレーションに関するインフラやアプリケーションの導入に関わるにつれ、もっと多角的なインフラ業務に就きたいと思ったこと、そしてちょうどAIも触り始め、AIに注力して取り組もうと考えていたことがあり、業務内容としてSCCに魅力を感じました。また「挑戦したいこと」を前向きに聞いてくれる、そういう社風に好感を持ったことが理由です。
入社前と入社後でギャップはありましたか?
意外と小規模なアプリケーション・ツール・業務支援(効率化)系のシステム導入案件が多いと感じました。もう少し「本当の意味でインフラ」と呼ばれるような基幹系やビッグデータを扱うような案件が多いと思っていましたが、社内で基幹系のシステムに関わる案件は想像より少ないと感じます。
入社時に「製造業界にも注力する」とお話しいただいていたこともあり、AIやアプリケーションに携わるメンバーの比率が多く、メンバー特性にギャップを感じました。製造業界に関わらず、支援業界の拡大は、徐々に拡大していく領域であると認識し、挑戦していきたいと考えています。
ご自身の強みを教えてください。
製造業の製品開発・物流・発注・生産管理、製品保守の業務一連のオペレーションの知見に強みがあると思っています。それらに関わるデータベース、基幹システム、基幹同士を連携し、業務改善に導けることが強みです。すなわち、製造業に関わるところのエンドツーエンド(最初から最後まで)を見通しているところです。製造業の経験が長いですが、物流などの社会問題に直結している分野にも興味があり、知見があるので、業務オペレーションを基軸にコンサルすることが可能です。
また、ITベンダー・ツールベンダーでの経験もあるので、企業の「業務課題」も「ITの常識」も両方理解できること、どちらの側にも「翻訳」した状態で会話できることも自分の強みと言えます。
現在の仕事内容と役割を教えてください。
現在は製造業のクライアント様の設計情報管理システム(基幹システム)のデータベース構築や、データ構造を業務価値と合わせて提案、実行しています。設計基幹システムだけでなく、ERP・SCMと言われる関連システムに情報をどのように流して活用するかについて、クライアント様のシステムアーキテクチャと業務や組織の構造や役割を分析し、連携プロセス・データの持ち方・データ連携のタイミングなどの仕組みの提案と構築支援を実行しています。
役割としては、システムの機能や特性とお客様の業務要件をマッチングして、正しくデータを構築するところを期待されています。システム都合だけで進行してしまい結果的に運用しにくいということがなるべくないようにすること、あっても事前に察知してユーザーさんに訴求し業務変革に導けることがスペシャリストとして期待されているのかなと考えています。
仕事でやりがいを感じる瞬間は?
受益者であるユーザーさんが「そうだよね」と納得してもらえる、マネージャーさんが「なるほど」というコメントを返してくれて、提案した内容がダイレクトにシステム要件に反映していくところを見届けられることですね。そういうところはやりがいだと感じます。
仕事を進める上で心がけていることは何ですか?
仕事を遂行する上で一番心がけているのは、ケーススタディをしっかりすることです。答え、つまり選択肢を3つくらい持っておくこと、そしてそれぞれのリスクと課題を運用面も含めて抽出してお客様に提示することを心がけています。その中でユーザー側がどう感じるか、という視点も含めてケーススタディをするようにしています。
入社後に成長したと感じる点はありますか?
直接、成長ということではないかもしれないですが、自分に新しい「気づき」を持つことは日常的に意識しています。その中で、組織同士の役割や、会社ごとの考え方の違い、この会社はこういう考え方をするんだな、といった自分の常識ではないことも素直に受け止めています。そうすることで、少し視野が広がっているのかなと思います。
直近では特にグローバル系のインフラを担当しているので、日本と海外で同じような役割なのに考え方が違うというところに気づき、全拠点で受け入れられるように推進していく思想や行動に繋がっています。
今後も固定概念に縛られずに、多様性・柔軟性を持ち続けていきたいです。
今後、挑戦したいことを教えてください。
ずっと考えているのはエージェントAIです。生成AIは色々な使われ方をしていますが、コンサルで企業相手に使う時、組織のノウハウや秘匿性の高いノウハウを表現、進化できるのがエージェントAIだと思っています。
設計や開発のチェックポイントの優先順位は、マネージャーさんのスキルや気にする観点、設計者が蓄積してきたものによって違う。そういうのは企業的には立派なノウハウで、オープンな環境で表現するAIではない。エージェントAIでチェック系・承認系・リスク判断系のところに企業の色を出せる、というイメージです。クライアントの社内で使っていただく形になると思います。
あわせてグローバル系の会社を見ていると、市場予測と社内設計資産とのマッチング的なAIも面白いと思います。規模が大きな会社ほど組織間の情報の流通は人間の実行では限界があるので、そこがAI活用のしどころだと思います。
仕事とプライベートを両立するために大事にしていることはありますか?
これが一番難しい質問でした(笑)。両立できているんだろうかと思いながら回答することになるかもしれませんが……やっぱり継続している趣味があるからなんでしょうね。
「継続する」ことが大事だと思っていて一つはテニス。これはずっと続けています。
もう一つは少し変わった話ですが「実家の維持」です。
これはプライベートの環境変化で草木の伐採などの土地や家屋の維持管理の義務が発生したということなのですが、苦痛だとは考えずに、どうやったら楽しみながらできるのか?というマインドで向き合うようにしています。例えば、その作業を楽にするためにはどういう道具が世の中にあるんだろうと探してみたり、世の中の人はどうやって対応しているのかをSNSで調べたり(いわば「他社事例」の確認)、良さそうな道具だったら買ってみよう、役に立ちそうなやり方を見つけたら自分でもやり方変えてみよう とか。仕事でもプライベートでも、続けていることや遭遇した環境に対して、どう工夫したらもう少しうまくできるか、現状が良くなるか、ということに思考や時間を使うのが好きなんだと思います。
どのような人がこの会社に向いていると思いますか?
総論で言うと、好奇心がある人だと思います。30代までの方は好奇心旺盛でも、「分からない・知らない」ということが当然あると思いますが、SCCの仲間はフランクに相談に乗ってくれるので、とにかく好奇心です。40代以上ですと好奇心を持ち続けている人ですね。逆に言うと、そうじゃなかったら無理だと思います。
今後、この会社はどんな可能性を秘めていると考えていますか?
会社の軸がAIを活用したコンサルティングだということもあり、AIの進化に伴ってまずはエージェントAI。
また、自分のような製造業出身者が在籍しているので、AIのスペシャリストとタッグを組んで、ゆくゆくはフィジカルAIと言われている領域まで、技術支援できる可能性は大きいと思います。
ただ、基幹システムやアプリケーションの導入も多角的に実施しているので、可能性という意味でAIだけではなく、アプリケーション、インフラの導入支援も含めて可能性は無限大かなと思いますね。
応募を検討している方へメッセージをお願いします。
経験が少ないと思っているかもしれない人も、好奇心さえあれば周りがサポートしてくれる。社長もフランクにコミュニケーションしてくれます。もうちょっと言うと、年齢差があっても気さくに話し合える会社なので、とにかく好奇心だけ持ってきてください。

